《生ける屍》を中心とした統率者《マルフェゴール》のデッキの雑多な印象を。
リストは以下の日記。
https://kusoencha.diarynote.jp/201901282302473492/


・全体の流れ

前提として墓地対は無理。
クリーチャー主体のデッキではあるものの、その半数が場に残らないためガンガン攻められると脆さが露呈する。かわりに除去は多めなので序盤は積極的に盤面をさばいてゆく。《生ける屍》も5~7ターン目であればおおむね《滅び》として機能する。《マルフェゴール》を唱えられる頃には対戦相手も2~3体クリーチャーを出しているので一度流してしまうのもよい。
コンボ以外に基本的にこれを目指す、という動きはないので場を見ながらその時にできる最大効率の行動を心掛ける。コンボの準備ができるか《墓石の階段》を引くまではサイクリングや各種ドローカードで手札を回す&墓地を肥やす。《拷問生活》、《定員過剰の墓地》があると発掘持ちと併せてかなりの速度が見込める。難点は発掘を回しているとキーパーツである《玄武岩のモノリス》《催眠の宝珠》《墓石の階段》が落ちてしまうこと。色的にアーティファクトとエンチャントの回収は厳しいのでちょうどよく引くには運も絡んでくる。
墓地にクリーチャーが溜まってきたらリアニメイト戦略もとれる。なかでも《大釜のダンス》は墓地のcip持ちを二回追加で使えるためお得に感じる。《狂気の種父》を手札から出して全体ハンデスとして機能させてもいい。ただ現在の問題点はリアニメイトから勝ちが見えてくるカードが入っていないこと。《ドラゴン魔道士》は回転が速くなってお気に入りなのだが、相手にも引かせるのは悩みの種。新ウラモグあたりを採用すべきか。
ゲームが進んでゆけば単に《生ける屍》や《群衆の掟》を唱えるだけで相当のアドバンテージをとれることもある、が、勝てるかどうかは対戦相手と運による。特に青に対してはほぼ無力。常に一位を目指せるデッキではないのである程度はパーティーゲーム向きと割り切るべきだと思う(いまさら)。


・入れたいなと思っているカード

《魔力の墓所》や《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》は言わずもがなおいておくとして、上述した墓地に落ちた置物の回収手段として《ヨーグモスの意志》は入れるべきかもしれない。あとはどんな場面でも腐らないリアニメイト先、《墓所のタイタン》《シェオルドレッド》あたりを入れておくと安定感が増すか。
宗教上の理由でサーチカードは極力少なくしているものの、《悪魔の意図》《ラザケシュ》あたりは嗜むべきか。
せっかく《ガルガドン》を入れているのだから《抹消》《滅殺の命令》あたりもいれてみるのもありかもしれない。その場合統率者は《モーギス》になるか。
あとはもう少し安定したドローソースを入れたい。《ボガーダンの金床》は《ギラプールの宇宙儀》と入れ替えるとして、自分のターンでしか動かないなら《瓶詰めの回廊》を試してみるとか。あるいはもっとハンデスor手札回転要素を増やして《無駄省き》を入れるのもありかも。
《闇市場》は《墓石の階段》があると莫大なマナを生むものの、その維持には使えず、使う先もあまりないので不採用。

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